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予防接種の話〜町総合保健福祉センター「あゆみだより」

更新日:2021年8月1日

 新型コロナワクチン接種で注目される予防接種ですが、そもそも予防接種をなぜ、受ける必要があるのでしょうか。

予防接種をなぜ受ける必要があるのか?

 「予防接種で免疫をつける」という表現がありますが、「免疫」とは「疫(えやみ=やまい)」から「免れる」ということです。免疫ができる病気はいくつか知られていますので、適応力の大きい乳幼児の時に、あるいは健康な時に、あらかじめ免疫を作り上げる工夫がされています。「免疫をつくる種(たね)」を「ワクチン」といいますが、これを注射したり皮膚に付けたりして、その病気に対する免疫力を造るのです。

 病気の中には、乳幼児期にかかっても軽く済むが、大人になってからかかると重いものがあります。予防接種をうまく利用することで病気にかかる心配を少なくすることができます。

ワクチンの種類について

定期接種(A類疾病)

 ポリオ、結核(BCG)、ジフテリア、百日咳、破傷風、麻疹、風疹、水痘、日本脳炎、小児の肺炎球菌感染症、Hib感染症、ヒトパピローマウイルス感染症(※現在、積極的な勧奨は実施していません)、B型肝炎、ロタウイルス感染症の予防接種は「定期接種(A類疾病)」として、集団予防目的に比重が置かれているので、予防接種を受けるよう努めなければならない(努力義務)とされています。

定期接種(B類疾病)

 一方、同じ定期接種に分類されている高齢者のインフルエンザ、高齢者の肺炎球菌感染症(B類疾病)の予防接種は、個人予防目的に比重を置いて行う予防接種とされていますので努力義務はありません。

任意接種

 また、おたふくかぜ、A型肝炎などの予防接種は赤ちゃんの周囲の環境や家族の状況などを考慮して、出来れば受けるべきとされている「任意接種」で予防接種が実施されています。

臨時接種

 新型コロナワクチンは、病気のまん延予防上緊急の必要があるものとして、「臨時接種」に位置づけられました。集団予防目的に比重が置かれているので、予防接種を受けるよう努めなければならない(努力義務)とされています。

副反応について

 一般的にワクチン接種後は、ワクチンが免疫をつけるための反応を起こすため、「副反応」が生じる可能性があります。接種部位の痛み、発熱、頭痛、疲労・倦怠感などの副反応が生じており、まれに急性のアレルギー反応であるアナフィラキシーが発生することがあります。接種後は、接種会場で15分程度経過を観察し、アナフィラキシーが起きても医療従事者が必要な対応を行います。

 予防接種では健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が、極めてまれではあるものの、なくすことはできないことから、救済制度(医療費・障害年金の給付など)が設けられています。
 予防接種によって健康被害が生じた場合、接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、甲佐町より給付が行われます。認定に当たっては、専門家により構成される国の疾病・障害認定審査会により、因果関係を判断する審査が行われます。

 申請に必要となる手続きなどについては、甲佐町総合保健福祉センターにご相談ください。

予防接種の大切さについて

 予防接種がなかったころは、多くの子どもたちが感染症によって命を落としていました。ポリオや麻疹(はしか)やなどの大流行を聞かなくなったのは、予防接種が行われるようになってからです。

 感染症の原因となるのはウイルスや細菌ですが、医療が進歩した現在でもウイルスに有効な薬は多くありません。予防接種をしておけば、もしその病気が流行しても、感染してしまうのではとの心配が少なくなります。

 予防接種を受けずに感染症にかかると、重い後遺症が残ることや、時には命にかかわることもあります。また、かかると周囲に感染を広げることにもなります。そうならないためにも、予防接種の大切さについて考えてみる機会にしてください。


お問い合わせ

甲佐町役場 健康推進課 健康推進係
電話番号:096-235-8711この記事に関するお問い合わせ


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