感染症を予防しましょう〜総合保健福祉センター「健康だより」(2024年12月)
寒くなってくると、感染症が流行しやすくなります。
感染症は、�”存饗�(感染源)、��感染経路、��宿主(病原体に寄生される相手のこと)の3つの要因が揃うことで起こります。感染症対策では、これらの要因を一つでも取り除くことが重要です。
以下、対策についてご紹介します。
(1)病原体(感染源)を取り除く、感染経路を断つ
病原体を完全に取り除くことは難しいため、感染経路を断つことが感染拡大防止のためにとても大切です。
主な感染経路として、ひまつ感染(咳やくしゃみと一緒に放出された病原体を口や鼻から吸い込み感染する)と、接触感染(感染者がくしゃみや咳をおさえた手で触れたものに病原体が付着し、それに別の方が触れて粘膜から感染する)があります。
人は、無意識に顔を触っていて、目・鼻・口の粘膜から接触感染を起こします。帰宅時や調理前後、食事前などには、こまめに手を洗うことを心がけましょう。流水だけでなく、石けん・ハンドソープを使って正しい手洗いを行うことで、感染予防効果が大きくなります。
また、咳エチケットして、咳や鼻水等の風邪症状がある際は、正しくマスクを着用することで周囲への感染拡大を防ぐことができます。
人が多い場所へ出かける際はマスクを着用する、適宜喚起して空気の入れ替えを行うことも大切です。
(2)免疫力を高める
免疫力が弱くなっていると、感染症にかかりやすくなったり、感染した際に症状が重くなることがあります。普段から、十分な睡眠とバランスのよい食事を摂りましょう。肉・魚・卵・乳製品・大豆製品などのタンパク質と、緑黄色野菜やきのこなどを意識して食べることをお勧めします。
(3)予防接種を受ける
インフルエンザや新型コロナワクチンは、予防接種を受けることで重症化が予防できます。特に感染した際に重症化しやすい定期接種の対象者(65歳以上の方、60〜64歳で一定の障害等を有する方)は、予防接種についても検討してみてください。
お問い合わせ
甲佐町役場 健康推進課 健康推進係
電話番号:096-235-8711
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