地域で行われる介護予防について「健康だより」(令和5年12月号)
元気に、自分らしく暮らすために介護予防に取り組みましょう
元気に、自分らしく、住み慣れた地域で暮らすために皆さんはどのような活動をされていますか。
ここでは、「元気に暮らす」に注目し、地域で実施されている介護予防活動についてご紹介します。
地域で取り組まれている介護予防活動の場「地域の集い」
各地域では、公民館などにおいて「いきいき百歳体操(※1)」などのさまざまな介護予防活動が行われています。本町においては、この介護予防活動の場を「地域の集い」と呼んでおり、国では「集いの場」として、今後の介護予防の中心的存在として、活動の促進を目指しています。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、本町での「地域の集い」も、中止・休止が相次ぐ状況となっていましたが、介護予防サポーターや参加者などの地域の方々の努力により、次の36地区(36か所)が介護予防活動の場を立ち上げを行い、この中の33か所が介護予防活動を実施しています。(令和5年10月1日時点)
- 宮内地区(上揚)
- 甲佐地区(東寒野、西寒野、上豊内、下豊内、岩下1区、岩下2区、緑町、仁田子、大町、横田、有安)
- 竜野地区(中横田、下横田、浅井、上早川1・2区)
- 乙女地区(船津、世持、南三箇、中山、津志田、上田口、下田口、田原、和田内、府領)
- 白旗地区(中早川、早川、北早川、糸田、辺場、古閑、山出、芝原、吉田)
各地区の活動に関する詳細については、各地区の回覧や、町地域包括支援センターへお尋ね下さい。
※1…いきいき百歳体操とは、平成14年に高知県が作成した手首や足首におもりを巻き付けて行う筋力向上のための体操です。
甲佐町における介護予防事業
「介護保険法」に基づき、町では介護予防のための取り組みとして「一般介護予防事業」と「介護予防・生活支援サービス」を実施しています。
一般介護予防事業
65歳以上のすべての人が利用できるサービスです。町では、地域の公民館などにおいて、介護予防サポーターなどの協力による「地域での介護予防活動」や地域で介護予防を行う人材を養成する「介護予防サポーター養成講座」を実施しています。
また、希望する「地域の集い」に対しては年に1回の体力測定を実施しており、自身の経年的な体力の評価を得る機会として活用している参加者もいます。
介護予防・生活支援サービス
介護保険における要介護認定で「要支援1」または「要支援2」と判定された方および町が実施する基本チェックリストにおいて「事業対象者」と判定された方が利用できるサービスです。
- 訪問型サービス
町の指定を受けた訪問介護事業者が利用者の居宅を訪問し入浴支援や室内の清掃、買い物支援などを提供するサービスです。
- 通所型サービス
町の指定を受けた通所介護事業者が自宅から施設までの送迎を行い、生活上必要な筋力向上の訓練や入浴支援などを提供するサービスです。
- 通所型サービスC「はつらつリハビリ教室」
町が委託した医療機関の理学療法士などが生活機能を向上するために指導を行うもので、毎週水曜日の午前中に町生涯学習センターにて実施しています。退院後などの在宅生活をする上でのリハビリのポイントや栄養などに関する学習プログラムを約4か月の合計16回で短期集中的に実施しています。自身での通うことが難しい場合は送迎が可能です。
- その他の生活支援サービス「介護予防サテライト事業」
町が甲佐町社会福祉協議会に委託し実施する事業で、老人いこいの家や各地域の福祉ふれあいセンターにおいて、週に1回、昼食付きで介護予防活動(いきいき百歳体操、お口の体操など)を実施しています。自身での通うことが難しい場合は送迎が可能です。
町では介護予防活動の場「地域の集い」への支援も行っています。
町では、介護予防活動の場「地域の集い」の推進や活動の充実に向けて、介護予防サポーター養成や地域の集いでの体力測定の実施、リハビリ専門職の派遣など、地域の介護予防活動への支援も行っています。ご自身の健康管理や介護予防へつながる機会ですので、「地域の集い」へ参加しましょう。
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