「陣ノ内城跡(じんのうちじょうあと)」が国指定史跡に決定
「陣ノ内城跡(じんのうちじょうあと)」が国史跡に指定されました
国の文化審議会は令和3年(2021年)6月18日(金)に開催された同審議会の審議、議決を経て、当町の「陣ノ内城跡」を新たに国の史跡として指定するよう文部科学大臣に答申しておりましたが、この度10月11日の官報告示によって、文化財保護法第百九条第一項の規定に基づき、陣ノ内城跡が国史跡に正式に指定されました。(文部科学省告示第164号)
国史跡とは、我が国にとって歴史上または学術上特に価値の高い集落跡や古墳、城跡などの遺跡で文部科学大臣が指定するものです。国史跡となった遺跡は、今後将来にわたって守るべき大切な遺跡として文化財保護法に基づいて保存していくことが必要となり、現状の変更を行うためには国の許可が必要となります。
今回の史跡指定に際して、文化庁公式Youtube(文化庁作成)や3D画像(熊本県教育委員会作成)、PR動画(甲佐町作成)を公開しておりますので、ぜひご覧ください。
- 【文化庁発】遺跡から地域の魅力を発掘!「いせきへ行こう!」vol.10 小西行長の城と緑川〜熊本県甲佐町〜(外部リンク)
- 町公式ウェブサイト「陣ノ内城跡の3D画像を公開しています」(内部リンク)
- PR動画【国史跡「陣ノ内城跡」〜甲佐町の歴史ものがたり〜】のご案内(内部リンク)
国史跡「陣ノ内城跡」
- 名称 陣ノ内城跡(じんのうちじょうあと)
- 所在地 熊本県上益城郡甲佐町大字豊内
- 面積 7万8422.89平方�叩�
- 指定日 令和3年10月11日
概要
陣ノ内城跡は、緑川(みどりかわ)と流域の平野を見下ろす標高約100mの平坦地上に立地する。堀と堀の内側に沿った土塁が明瞭に残り、その規模は発掘調査で確認されたものを含めると、東西210m以上、南北190m以上に及び、北西と南東に虎口(こぐち)をもつ方形の城跡であることが明らかになった。江戸時代中期頃から阿蘇大宮司(あそだいぐうじ)の館跡と伝えられ、中世の輸入陶磁器(ゆにゅうとうじき)なども出土するが、肥後国(ひごのくに)内で突出した規模を持つこと、大規模な堀と土塁で構成される城の構造は、豊臣系大名の城に共通することから、天正16年(1588)に入部した小西行長が、阿蘇氏の拠点が置かれた場所に築城したとする見方が示されている。
肥後国における中世城館の中でも突出した規模を持つ保存状態が良好な城跡である。城跡のある場所は水陸交通の要衝であり、文献史料と出土遺物などから長期間にわたって継続的に利用されたと考えられる。阿蘇氏から豊臣系大名による肥後国支配へと転換する時期の政治的、社会的状況を考える上でも重要である。(文化庁報道資料より)
陣ノ内城跡全景写真
陣ノ内城跡までのアクセス
甲佐町文化財情報
甲佐町教育委員会では約20年ぶりに文化財パンフレットを改定し、町HP上で公開しております。陣ノ内城跡へ来訪される際に、パンフレットに掲載している108か所の文化財も訪れてみませんか?
追加情報
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