障がいの特性に応じたコミュニケーションで、みんなが共に生きる社会の輪をひろげましょう。
障がいの特性に応じたコミュニケーションで、みんなが共に生きる社会の輪をひろげましょう。
まいにちの暮らしや社会生活のなかで、障がいのある人が、障がいの特性に応じたコミュニケーション
手段を選び、利用する機会が十分には確保されておらず、困難を抱えている人がいます。
【主な障がいの特性に応じた配慮とコミュニケーション手段の例】
〇聴覚障がい(ろう・中途失聴・難聴)
「ろう者」は主に手話を使用し、事故や病気が原因で後天的に聞こえなくなった「中途失聴者」や
聞こえにくい「難聴者」は筆談や要約筆記、口話等の手段を選択するなど、その人によってコミュ
ニケーション方法が異なります。補聴器や人工内耳で「聞こえ」を補うことのできる人もいます。
配慮
まずはその人に合ったコミュニケーション方法を確認しましょう。
話しかけるときは、口の動きや表情が分かるように、ゆっくり、はっきり明瞭に話をしてください。
スマートフォン・タブレット・パソコン等のIT機器を活用してコミュニケーションをとる方法も
あります。
〇視覚障がい
生まれながらに見えない人もいますが、病気が原因で視覚に障がいが出る人もいます。
全く見えない場合(全盲)と、見えづらい場合(弱視)があります。
配慮
盲導犬を連れていたり、白杖を持っている人もいるので、見かけた場合は道を譲り、歩行がしやすい
よう配慮しましょう。お手伝いをする場合は、いきなり体に触れると驚いてしまうので、まずは
「何かお手伝いしましょうか」などと前方から話しかけてください。場所や物の位置を示す
場合は、「あっち」「それ」ではなく、具体的に説明しましょう。
熊本県健康福祉部子ども・障がい福祉局障がい者支援課冊子より
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