熱中症にご注意を!〜こまめな水分補給を忘れずに〜〜総合保健福祉センター「健康だより」(2025年7月)
「熱中症」とは、高温多湿な環境下で、発汗による体温調整等がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態をさします。症状としては、めまい・こむら返り・大量の汗等があり、症状が進むと頭痛・吐き気・倦怠感などが現れることがあります。
熱中症は炎天下だけでなく、室内や夜間でも発症します。気温や湿度が高い環境では、誰にでも起こり得るため注意が必要です。
のどが渇く前に水分補給を
熱中症予防に重要なのが水分補給です。暑い時期は気づかないうちに汗をかき、体内の水分が失われます。のどが渇く前にこまめに水分をとりましょう。
水分補給のポイント
1、室内にいる場合でも1日あたり1.2リットル(コップ6杯分程度)を目安に水分を補給しましょう。
2、経口補水液やスポーツドリンクを飲むときは1度に大量にとらず、麦茶や水と交互にこまめにとるようにしましょう。
子どもや高齢者は特に注意
子どもは体温調節機能が十分発達していないこと、身長が低いため地面の照り返しの影響を受けやすいことなどから熱中症にかかりやすいと言われています。また、高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくくなるため、注意が必要です。室内にいるときもエアコンや扇風機を上手に活用して熱中症を予防しましょう。
熱中症かな…と思ったら
(主な応急処置)
1. 風通しの良い日陰や冷房の効いた場所へ移動
2. 衣服をゆるめて楽な姿勢に
3. 首・わきの下・足の付け根を冷やす
4. 水分と塩分を補給(意識がない場合は無理に飲ませない)
応急処置をしても症状が良くならない、意識がない、自力で水分摂取ができない場合などは、すぐに医療機関を受診しましょう。
熱中症警戒アラートについて
熱中症の危険が特に高いと予想される日に、環境省と気象庁が発表する注意情報です。アラートが出た日は、外出は控え、冷房の使用やこまめな水分補給を心がけましょう。体調の変化に気をつけ、異変を感じた場合は、無理せずゆっくりとお過ごしください。
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