生活保護について
更新日:2019年6月26日
生活保護とは
生活保護は憲法25条(国民の生存権)に基づき、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長するための制度です。 なお外国人の場合、一定の要件のもと生活保護が適用される事があります。
生活保護の考え方
- 無差別平等
日本に住む日本国民であれば、だれでも平等に受給できます。 - 最低生活の保障
健康で文化的な最低限度の生活保障です。 - 世帯単位
生活保護の必要性は、個人単位ではなく世帯単位で考えます。 - 補足性について
自分ができる事はすべて行い、それでも最低限度の生活水準を維持できない場合に、その不足分を補う制度です。
例
- 現金、預貯金、有価証券などは生活費に充てていただきます。
- 資産(不動産、生命保険、貴金属、車)は原則として保有できません。
- 親子、兄弟姉妹からの援助は生活保護に優先します。
- 他の法律による給付(年金、手当、各種給付金)が優先です。(生保選択不可)
- 働く能力がある人は就労し、収入を得る必要があります。
- 借金(ローン)返済のための生活保護は認められません。
※ 生活保護は、自らの能力やさまざまな社会保障制度を活用した上で、なお生活に困窮される方が利用する公的扶助制度です。
詳しい制度の内容については、熊本県庁ホームページ「生活保護について」
追加情報
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