痛風発作を予防しよう〜総合保健福祉センター「健康だより」(2024年5月)
更新日:2024年5月1日
ある日突然、足や指の関節に腫れや痛みが出現する痛風発作。風が吹くだけで激痛が走り、歩くことさえもままならなくなる場合があります。
痛風発作の原因は尿酸
尿酸が高い状態が続くと血液から関節へと漏れ出し、結晶を作ります。結晶ができると白血球がその結晶を壊そうとするので関節に炎症や痛みが生じます。
痛風発作は男性に多い!
痛風発作を起こす人の約9割は男性です。女性は女性ホルモンが体内の尿酸を排出する働きを持っているため、痛風発作を起こしにくいです。
痛風発作は夏に多い!
痛風発作が夏に起こりやすい原因として、以下の3つが考えられます。
1.汗をかくことで脱水になり、血液中の尿酸値が上がる
2.アルコール(特にビール)の摂取量が増える
3.清涼飲料水の摂取量が増える
アルコールに含まれるプリン体、清涼飲料水に含まれる糖質は尿酸値を上昇させます。また、アルコールには利尿作用もあり、さらに脱水を起こしやすくなります。
暑い夏にスポーツで汗をかき、熱中症予防のために糖質を多く含んだ清涼飲料水を飲み、ビールで乾杯はとても危険です。
バランスのよい食事、適度な有酸素運動、水や麦茶でこまめに水分補給をして、痛風発作を予防しましょう。
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