その夏バテ、体の「水の中の貯水タンク」が原因かも?〜熱中症に負けない体づくり〜〜総合保健福祉センター「あゆみだより」(2026年7月)
「水分をしっかりとっているのに、なぜか熱中症になる」。その原因のひとつが、筋肉量の低下にあることをご存じでしょうか。実は筋肉は、熱中症から体を守る大切な働きをしています。
筋肉は「体の中の貯水タンク」
私たちの体の約6割は水分ですが、その多くは筋肉の中に蓄えられています。筋肉は体内最大の「貯水タンク」です。年齢とともに筋肉が減ると、このタンクが小さくなり、蓄えられる水分も少なくなります。高齢の方の体水分量は、若い頃の約6割から5割程度まで減るといわれます。
そのため、汗をかいて水分が失われると、予備の水分が少なくあっという間に脱水になってしまいます。喉の渇きを感じにくくなることも重なり、気づかぬうちに熱中症が進みます。
筋肉は「熱を逃がすポンプ」
体温を下げるとき、体は血液に熱をのせて皮膚へ運び、汗とともに外へ逃がします。このとき、足の筋肉が血液を心臓へ送り返すポンプの役割を果たします。
筋肉が少ないとこのポンプの力が弱まり、血液の巡りが悪くなります。すると体に熱がこもり(うつ熱)、体温調節がうまくいかず、熱中症の危険が高まるのです。
今日からできる予防のポイント
熱中症予防には「水分補給」と「筋肉を保つこと」の両方が大切です。
1. 足の筋肉を動かす 椅子から立つ動作やウォーキングは、貯水タンクとポンプの両方を鍛えます。
2. たんぱく質をとる 肉・魚・卵・大豆などは筋肉の材料です。
3. こまめな水分補給 喉が渇く前に、少しずつ飲みましょう。
筋肉は何歳からでも育てられます。毎日少しずつ体を動かし、しっかり食べて、暑い夏を元気に乗り切りましょう。
体組成測定会を開催します(事前予約制)
ご自身の筋肉量や体水分量を知ることが、熱中症予防の第一歩です。8月に体組成測定会(事前予約制)を開催します。
日程や予約方法などの詳細は、町の組回覧・甲佐町公式LINE・甲佐町防災無線アプリでお知らせします。ぜひご確認のうえ、お気軽にご参加ください。
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