国民年金の手続きはお済みですか?
国民年金の届出が必要です
日本国内に住む20歳以上60歳未満の方は、国民年金への加入が法律で義務付けられています。
勤務先を退職されたときは、厚生年金から国民年金への変更の手続きが必要です。また、勤務先を退職された方に扶養されていた配偶者の方や、収入が増加したことで扶養から外れた配偶者の方も、国民年金への切り替え手続きが必要です。このほか、20歳になられた学生の方も届出が必要です。
国民年金保険料について
保険料
令和6年度の国民年金保険料は、16,980円(月額)です。
この定額料に、毎月400円の付加保険料をプラスして納めることで、将来受給する年金額を増やすことができます(付加年金の加入には、申請が必要です)。また、2年分、1年分、6カ月分をまとめて前払いする前納制度があります。前納すると、割引が適用されるのでお得です。また、クレジットカードによる納付が可能になりました。
保険料の納付期限は、納付対象月の翌月末日です。納付期限までに保険料を納めないと、万が一のときに、障害年金や遺族年金が受けられない場合がありますので、忘れずに納めましょう。
学生納付特例制度
学生の方は、所得が一般的に少ないため、本人の所得が一定以下の場合、申請により在学中の保険料の納付が猶予される「学生納付特例制度」があります。
未納のままにしておくと、老後の受け取りだけでなく、万が一けがや病気などで障がいが残ったときに、保障が受けられない場合がありますので、納付ができない方は、学生納付特例制度の申請をしておきましょう。承認期間は、4月から翌年3月までで、2年1カ月前までさかのぼって申請することができます。
ただし、特例を受けた期間は、年金を受けるために必要な期間に計算されますが、金額は反映されません。10年以内であれば、さかのぼって納付できる追納制度がありますので、将来受け取る年金額を増やすために、追納をおすすめします。
申請には、基礎年金番号が分かるもの(年金手帳または基礎年金番号通知書)と学生証または在学証明書が必要です。
お問い合せ先
熊本東年金事務所 電話096-367-8144
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