歯科検診を受けましょう〜総合保健福祉センター「健康だより」(2024年1月)
更新日:2024年1月1日
皆さんは歯科検診を受けていますか?初期のむし歯や歯周病は自覚症状がなく、自分では気付きにくいものです。歯科検診を受けて、口腔内の状態を確認しましょう。
歯科検診の内容
歯科検診では、口の中を見てむし歯や歯周病などがないか、歯ぐき(歯周ポケット)のチェック、染め出しやブラッシング指導、歯垢・歯石取りなどを行います。定期的に歯科検診を受けることで、むし歯や歯周病の予防ができます。また、むし歯や歯周病があっても初期の段階で見つけることができるため、治療の回数が少なく治すことができます。
むし歯や歯周病を放置すると?
むし歯や歯周病を放置すると、口腔内だけでなく全身に影響が及びます。糖尿病や動脈硬化、心筋梗塞、誤嚥性肺炎などに関与すると言われています。また、妊婦さんはホルモンバランスの変化やつわりの影響で歯周病にかかりやすく、歯周病にかかると早産や低体重出生児のリスクが高くなると言われています。
赤ちゃんにむし歯をうつしてしまう?
生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはむし歯菌はいませんが、両親や祖父母などむし歯菌を持っている家族の唾液を介してうつってしまいます。家族みんなでむし歯や歯周病を治して、口腔内をきれいにすることが大切です。そして赤ちゃんが生まれてからは、食器の共有や食べ物を冷ますために息をかけるなど、むし歯菌が赤ちゃんの口の中に入るようなことは控えましょう.
歯科検診を受けることは大切ですが、日頃のセルフケアを行うことも大切です。毎食後のブラッシング、フロスなどの補助具の使用、だらだら食べをしない、甘いものを食べる頻度を減らすことなどに気を付け、口腔内を清潔に保ち、むし歯・歯周病を予防しましょう。
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