介護予防に関心を持った生活を心がけましょう!
皆さんは老後をどのように過ごしたいですか
皆さんが1年後の生活で目標にしていること、続けていたいことは何ですか?
多くの方は、住み慣れた所で好きなことをして元気に過ごしていたいのではないかと思います。皆さんが老後望んでいるような生活をするためには、元気なうちに健康や介護予防に少しでも関心を持つことが大切です。
要介護認定の主な要因(令和元年度時点)
甲佐町における要介護認定の主な要因を示しています。「認知症」が介護認定の要因となっている割合について、全国は1位(18%)、町は3位となっているものの、割合の数値は全国と大きく変わらないため、町においても認知症予防は介護予防に不可欠になります。また、2位に「腰痛・関節痛・骨折」が要因としてランクインしています。これは、膝や腰に大きく負荷がかかる農作業をされていた方が多い町の特徴が背景にあると思われます。
フレイル予防のために必要な3つの要素
効果的に介護予防を進めていくために、まず「フレイル(要介護に至る前の段階)」を予防することが大切になります。
フレイルを予防するためには、図に示している3つの要素を「欠けることなく」取り組むことが効果的です。例えば、毎日「運動」しているからといっても、「社会参加」がなければ認知症やうつ病に陥るリスクが高くなります。また、「運動」をしているからといって「栄養」を疎かにしてバランスの良い食事をとっていないと、筋肉の源となる栄養が足りず、結果的に腰痛・関節痛・骨折のリスクが高くなります。
地域の集いに参加しましょう!
先ほど述べた3つの要素を生活に取り入れる方法として、現在33地区の公民館等で立ち上がっている地域の集いに参加することが挙げられます。地域の集いは介護予防サポーターが中心となって活動しており、各行政区で取り組みは様々です。地域の集いに続けて参加することは転倒や認知症のリスクを抑えることが分かっており、参加する頻度が多ければ多いほど介護を受けるリスクを抑える、という効果も示されています。気になる方はお住まいの地区の介護予防サポーターにお尋ねください。
また、地域の集い以外でも地域での介護予防の機会として、介護予防サテライト事業(送迎付きの介護予防サービス)や老人会等を利用できる場合があります。お住まいの地区の介護予防活動については、町地域包括支援センター(096-234-1114)へご相談ください。
介護予防サポーターを募集しています!
平成27年度から町で養成している介護予防サポーターの認定者は現在261名となっています。令和4年度も全8回の講座を終え、24名の介護予防サポーターを認定いたしました。介護予防サポーターは自分自身の健康はもちろんのこと、ボランティア活動を通してお住まいの地区の介護予防を推進していくことを目的に養成しております。令和5年度においても、4月以降にまず区長推薦によって介護予防サポーター養成講座の参加希望者を募る予定ですので、興味のある方はぜひ、お住まいの地区の区長もしくは甲佐町地域包括支援センターへご相談ください。
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