熱中症に気をつけましょう〜総合保健福祉センター「健康だより」(2024年7月)
熱中症とは、気温や湿度が高い環境に長時間いることによって体温調整機能がうまく働かなくなった状態のことで、症状は様々です。熱中症は屋外だけではなく室内でも発症します。
熱中症の症状
熱中症は症状によって重症度が分類されます。
�掬�(軽度):めまい、立ちくらみ、こむら返り、大量の汗をかくなど
�凝�(中等度):頭痛、気分の不快、吐き気、おう吐、力が入らない、身体がぐったりするなど
�慧�(重度):高体温、意識がなくなる、けいれん、歩けないなど
子どもや高齢者は特に注意が必要!
熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくくなっていること、体内の水分量が減少していることなどから、熱中症にかかりやすいと言われています。
子どもは、体温調整機能が十分に発達していないこと、体重に比べて体表面積が大きいため環境の影響を受けやすいこと、身長が低いため地面からの照り返しの影響を受けやすいことなどから注意が必要です。
熱中症を予防しよう!
1.暑さを避けましょう
・扇風機やエアコンでこまめに温度や湿度を調節する(温度28度以下、湿度70%以下)
・吸湿性、速乾性のある通気性のよい衣服を着用する(素材は綿、麻、ポリエステルなど)
・外出時には日傘や帽子を着用する
2.こまめに水分補給しましょう
・のどの渇きを感じていなくてもこまめに水分をとる(1日1〜2リットルを目安に)
3.休憩をとりましょう
・外での作業や運動をするときは無理をせず、こまめに休憩をとる
熱中症かも…と思ったら
・涼しい場所へ移動し安静にしましょう
・衣服をゆるめ、身体を冷やして体温を下げましょう
(脇の下や首、足の付け根のような太い血管のあるところを氷や保冷剤で冷やす)
・塩分や水分を補給しましょう(おう吐があるときや意識がない場合は、無理に飲ませない)
※上記の対応をしても症状が良くならない、意識がない、自力で水分摂取ができない場合などは、すぐに医療機関を受診しましょう。
まだまだ暑い日は続きますが、熱中症に気をつけて過ごしましょう。
お問い合わせ
甲佐町役場 健康推進課 健康推進係
電話番号:096-235-8711
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